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梅雨明けまで、不安定な気候が続きます。梅雨が明ければ真夏の暑さが待っています。どちらも身体にはきつい時期です。昔はクーラーもなく、こんな季節を工夫して乗り切りました。現代ではクーラーに頼りすぎて「涼」を演出することが少なくなりました。
昔は衣類はもちろん、インテリアや食器なども季節によって入れ替えをしました。いまは手抜きをする家庭が増えています。そこに育った子供たちが感性豊かに育つとは思えません。
「まなぶ」という言葉は「まねる」から生まれたと言われます。身近な人のすることを真似ているうちに、だんだんと学んでいくのです。子供たちも親のすることをまねるのは当然です。
茶の湯も最初は「まねる」から入ります。基本となるのは「知識」ではなく「型」です。机上でいかに納得しても体得することはできません。繰り返し繰り返し稽古をして慣れることが第一歩です。
点前をしていると、そこには先人が考えに考えて出来上がった型があって、変えようがないことに気付きます。文化は積み重なるようにしか発展していきません。何百年もかかって蓄積されてきたものを飛び越して新しいものは生まれないのです。
堅苦しくなりましたが、「継続は力なり」。長くお茶に親しんでいただきたいと思います。
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